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Beethoven String Quartet   G-dur Op.18-2

第三楽章(Scherzo Allegro molto) 

 

 

ファーストヴァイオリン 

  事故 推定原因とコメント
全体   イディオムが標準的なのでアンサンブル上で難しいことはありません。しかしこの楽章もファーストヴァイオリンへの負担は非常に重いものになっています。
1 スラー ここのスラーのかけ方は版によって違います。下記はHenle版ですがほぼ初版によっているようです。ペーター版は4分音符まで伸ばしています。(Lobkowitzの筆写譜?、慣例?)。運弓に直接響くのでどちらかには決めなければなりません。
1
トリオ   多少遅くなっても、切れの良いスタッカートがほしいところです。

 

セカンドヴァイオリン

  事故 推定原因とコメント
全体   アンサンブル上の問題はありませんがきっちりとさらうことは勿論大事です。
38 うっかり 落ちることはないと思いますが、ここで落ちると芋づる式に落ちますので、不安ならばガイドを書くべきです。
 
31 重要 20小節からチェロとVn2で掛け合いがあります。腕の見せ場ではありますが、ここで精力を使い果たさないでください。31小節からはVn2のソロです。トリラーを馬鹿にしないでください。小鳥がさえずるような美しいトリラーはかなり難しいものです。
31  

 

ヴィオラ

  事故 推定原因とコメント 楽譜
全体   特に取上げる場所はありません。  

 

チェロ

  事故 推定原因とコメント 楽譜
全体   トリオには良い出番があります。しかしアンサンブル上は難しいところはないと思います。  

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