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Beethoven String Quartet  B-Dur Op.18-6

第一楽章(Allegro con brio) 

 

 

ファーストヴァイオリン 

小節 事故 推定原因とコメント
全体   明るく陽気で、本来はやさしい曲です。技巧的にも、アンサンブルとしても特に難しいところはありません。
112 分らない GPの次の小節の4拍目からチェロが入ります。GPの次の小節の入りをチェロに合図してもらってもよいのですが、もし楽譜にガイドがなければしっかり書いておけば安心です。GPがいつ終わったかはチェロのみぞ知るですから。
124-138 転ぶ 提示部はとてもやさしいのでテンポがどんどん上がってしまいがちです。どんな場合でも高速で走ると難所では怖い思いをします。とくに転調している音階で音程を間違えると何をしているか分らなくなってきます。
余裕をもって自分の弾けるテンポを選べば、そのほかには余り問題がないと思います。

 

セカンドヴァイオリン

  事故 推定原因とコメント
全体 たのしい どこも難しくない、ご機嫌な楽章です。
約束違反 打ち合わせたテンポで思い切り良く出ましょう。演奏会では安全をみてゆっくり入りががちです。4分の4拍子の8分音符ではありません。

ヴィオラ

  事故 推定原因とコメント
全体 たのしい

楽しんで弾ける楽章です。

足をすくわれる セカンドがのんびり出たらどうするか?無視して打ち合わせ通りのテンポで平然と刻む。セカンドはそのうちついてきますよ。
192 かすんでしまう 192小節からのパッセージは重要なソロです。ここはVn1,Vn2はお休みです。ここ一番の強烈なパンチをきかせるつもりで表現してください。


チェロ

  事故 推定原因とコメント
全体 特になし 難しいところは見当たりません。ただしテンポが速くなってくると低音部での明瞭な発音に気を使う必要があります。

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