目次に

Beethoven String Quartet  c-moll Op.18-4

 

目次:

第一楽章
Vn1,Vn2,Va,Vc

第ニ楽章
Vn1,Vn2,Va,Vc

第三楽章
Vn1,Vn2,Va,Vc

第四楽章
Vn1,Vn2,Va,Vc

コメント:

一般的なベート―ヴェンのイメージにあうハ短調の曲です。ファーストヴァイオリンの負担が大変重いことは他の6曲と同じですが、この曲はチェロが弾きやすいのが特長だと思います。一楽章のソロを除けば信じられないほどやさしいのです。

その分、内声を担当するVn2,Vaにはかなり負担がかかります。演奏技巧というよりも表現力の技巧と良い耳が必要です。弦楽四重奏を自分の好きな色合いに変えて行く楽しみがあります。

チェロがガタガタになる恐れの無いこの曲は、本気をだせばトッププロによるカルテットのように響かせることもできます。本気をだして兆戦してください。
録音してみると、なかなか本気をださない自分にいらいらするかもしれませんが、それこそ上手くなるきっかけです。

初めて弦楽四重奏に加わるチェロ氏のためにはとても良い曲だとおもいました。